ちっぽけな矢印の先にある国
2004年 09月 15日
そこに誰かがいる
ざぶざぶと小川のなかを歩いて
まだ、夏の日差しが影をつくっているとき
みつけた小さな泉
深いアンバーの透き通った
ざわざわと風に椿の枝が揺れて
傾きかけた日差しを避けて手をかざす
偶然であった女の子
あの泉のような瞳と笑顔に
景色がとけてゆくのを感じた
誰も知らないちいさな国に
ひとつの季節が生まれた
やがて観覧車のようにめぐり
いのちが輝きはじめた
ざぶざぶと小川のなかを歩いて
まだ、夏の日差しが影をつくっているとき
みつけた小さな泉
深いアンバーの透き通った
ざわざわと風に椿の枝が揺れて
傾きかけた日差しを避けて手をかざす
偶然であった女の子
あの泉のような瞳と笑顔に
景色がとけてゆくのを感じた
誰も知らないちいさな国に
ひとつの季節が生まれた
やがて観覧車のようにめぐり
いのちが輝きはじめた
by knazy | 2004-09-15 23:51 | あるアイのウタ