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保険、保証、保護、保全、保守

ようやく修理に出していたPowerBookG3Pismoが一ヶ月ぶりに戻って来た。

前回、アルツ磐梯スキー場の雪の中で落としてしまって、修理に出したときは2週間だったのに。そのとき、マザーボード交換だったが、代わりに戻って来たのは、電源アダプター故障だった。予備があったのでほっておいたのだが。

今回は、カーネルパニックが頻繁に起きるのである。昔のMacintoshだといわゆる爆弾と言うやつだ。普段はMacOSXを利用しているので、そんなあり得ないことなのだが、どうもハードウェアが具合が悪い時に起きるらしい。しかし、マザーボードも交換したのに。

帰って来たPoweBookG3はハードディスク交換、電源アダプター、電源コード交換、DVDドライブ交換とずいぶんと新しくなっていた。5万ほどの修理代金が保険で賄えた。

これで液晶も交換されていれば、ほとんど中身は新品だったのだが。まあ、いいか。しばらくこのPowerBookG3Pismoを使うことになりそうだ。もともと、ソフマップの中古で買ったパソコンに中古ワランティと保険を掛けていたわけだけれど、この保険は6/6で切れることになっていた。購入日が平成13年6月6日だから、3年経ったのだ。ぎりぎりで故障したおかげで、またどのくらいか分からないがしばらく使い続けるだろう。このPowerBookG3Pismoの余生でも考えておこう。

保険の仕組みは基本的に相互扶助の精神から、出来上がった仕組みだと思う。組織の冗長性を向上するためにバックアップ体制を敷くこともあるが、それは稀なことだ。しかし、実際にはどういうわけか、三菱自工のような問題が起きる。長年のなれ合い体質からそうなるのだろうと思っている。日銀はしばらく大蔵と日銀からのそれぞれ定期的にトップをすげ替えて来た。ある意味なれ合いだが、何かが交換されることが組織の新陳代謝に役立つに違いない。現在は日銀の独立性を尊重するためにそういう人事は行われないらしいが。

しかし、トップの認識によって、末端の消費者の命を奪うと言う連鎖が起きると言うことを三菱自工は証明した。そのような実験などできないが、現実に構造的な問題から命が失われることを実感した。しかし、この構造的な欠陥やら問題は身の回り新倉でもあることだ。三菱自工の問題だけではない。宇宙開発事業団がひまわりを満足に打ち上げられないのもそのように思う。

個々がしっかりとした自意識を曼陀羅のように調和させることができれば、もう少しうまく行くのかも知れないと勝手なことを考えている。それというのも、この問題の背景にはグレートマザーが影響を与えていることを実感しているからだ。三菱自工も全てがひらめ社員ではないだろうが、トップ自身がきわめて謙虚に自らを律することができなければ、会社が一丸となって犯罪者集団に変ぼうするわけだ。この自ら律するということがトップができていないと言うのは、トップの発言や行動を見れば一目瞭然だ。目に見えない三菱自工という組織を守るということを無意識に行っているからだ。この目に見えない組織体こそ、グレートマザーの乗り移った姿だ。

by knazy | 2004-06-12 13:37  

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