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無意識の力

優勝だ。酒とバラ(ブログ)とソフトと。。。に乾杯

ふだん、私たちがなにげにしていることは、すべて無意識の力の配下にある。コップに水を入れたり、そのコップを口にして水を飲んだりと言うのも意識的にはしていない。もし、意識をし始めたらぎこちなくなり、ロボットのような動きになるだろう。


symwooさんが力みが入ってコントロールが不能になるのも意識のせいだ。無意識の力を意識的に使うことができるようになることをユングは治療の中で行っている。夢分析のなかで、無意識的に現れるシャドーにたいして、カウンセリング中にあれやこれやと意識化されるのだ。やがて、患者は問題とされる行動が意識化によりコントロールできるようになるのだ。

ひとはだいたい得意なことに関しては無意識的である。私も何も考えずに直感的にパソコンを使っているのも無意識の力で行っている。日本語をしゃべっているのも無意識レベルだ。英語のことを英語として考えられるようになれれば、英会話もできるようになるだろう。今は、いちいち脳内翻訳をしているから、うまくしゃべれないのだ。このように無意識の力は強大だ。

私もどうやら怒りの感情に関しては、うまく放出できるようになったと思う。今後は切れるような突発的なことはあまり無くなるはずだ。意識的に怒りの感情をコントロールできると言えば、まだまだだと思うが、怒りの感情を抑圧することはないだろう。つまり、今までは抑圧していたから怒ることが滅多になかったのだ。怒りの感情を持つことが何か悪いことじゃないかと言う無意識の力で押さえつけられていた。自分が怒りの感情を持つのは、何か自分が相手にしてしまったことが悪かったのかという具合にだ。今はもう、怒りたければ怒れば良い。快活に怒ることで、笑いと同じようにうまく怒りを表現できるようになる。世の中の悪いとされていることとか、なくて七癖というものも、ねばならないという観念も全て、人間が勝手に作ったもので、動物にはないものだろう。動物として命を真っ当に生きるということが、癌とかに煩わされずに健全と生きる方法だと思う。

by knazy | 2004-08-05 22:55 | ココロのカタチ  

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