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ひとりの外国人が冷静に怒っている

ジョナサンの客が店員の不埒な態度に嫌な思いをしたらしい。おそらくプライドを傷つけられたのだろう。

カタチだけで、コトバだけでいいかげんに謝罪したらしい。店員の姿勢を問題にしている。両手を前に重ねて丁寧に謝罪するようにと指導している。なぁなぁでいいかげんにすませない欧米人独特の感性だろう。確かにあまりにも礼儀知らずなひとは増えているにも関わらず無関心なひとは多い。きちんとすることができない理由はない。逆の立場に立てば簡単に分かることだから。どんな仕事でもプライドをもったほうがいいだろう。仕事=価値行為だからだ。だれもが価値ある存在として認めてもらいたいはずだ。

外国人は店員と握手して、頑張ってと励ました。怒っていたと書いたが、叱っていたのが正確だ。しかし、奥にあるのは怒りのエネルギーだ。それを愛に変えられるのもひとの力。学びたいものだ。無関心なことぐらいひどいことはないのだから。

ぼくは見てみぬふりをしないひとになりたいと思うけど、へたな正義感ぐらいまやかしで、ぎまんなことはないと考える。だから、いまはできないことが多い。いつかはできるようになれる可能性を信じたい。

納得して感動できる人生を送りたい。

by knazy | 2004-11-15 12:19  

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