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ミモザが咲く頃もう一度

ぼくはここに立って待っていよう

恋の花
ミモザのやわらかい
黄色のぼんぼりのふさふさ
やさしい緑の葉が風に揺れる

夜空を仰いで星の降る
この地に降りよう

暖炉に薪をくべて
赤々と燃える火に
頬を染めたきみの横顔

温室を抜けて庭先に出る
月明かりのない夜空に
ひとつたましいの火が
ついた

by knazy | 2004-12-12 15:56  

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