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九州大横断-雲仙観光ホテル編

九州ってところは、もう20年も前に西日本水車協会のひとと偶然の出会いを果たして以来、もう行くこともないかなあなんて思っていたんだけど、今回は両親を連れて、それも婚約者となる人のもとへ。。。

両親は水戸にいるので、前泊のために東京のぼくのところへ来ることになってけど、台風の影響か、水戸から高速バスが大雨で、土砂崩れがあって、起きたばかりだから、なんなくすり抜けてくれたけど、いつもより1時間遅れで上野に到着。待ち合わせていたから上野のアイリッシュパブでギネスなんて飲んでいたんだけど。両親にはギネスは新鮮だったみたいだった。

自宅近くで蕎麦を食べて、父は焼酎も注文して酔っぱらっている。母も明日のことがあるし、いろいろと話をして、あれやこれやと。なにしろ、彼女の親がうるさいという話はしてあったし、いろいろと考えていたんだと思う。





次の日はゆとりを持ってタクシーまで予約して、羽田へと行くんだけど、なんとさ、予約していたタクシーが来ないんだよね。電話してみるとなんか見当違いのところで待っているような感じで、、電話口で「いったいどうしてるんだっ!」って怒ったよ。それでも埒があかなくて、結局近くの流しのタクシーを捉まえて、なんと20分で余裕で着いちゃった。予約したタクシー会社はゆとりをもって70分も見込んでいたのにね。

ちょっとしたこういうつまずきは、なにかあるんじゃないかって考えちゃうところだけど、小さな不幸は大きな志でけちらしてしまえっ!と。気にしないで羽田で両親とは、普段の話などしていた。もちろん、台風の心配もあったわけだけれど、うまく行くとは思っていた。

最初の日は雲仙観光ホテルに宿泊。8月の台風のことなんて何も考えないで雲仙を宿泊地に選ぶというのはまったく考えなしと言われても仕方ないことなんだけれど、彼女の家の側のホテルにはなんとなく泊まりたくなかったのと、近くの温泉もいまひとつ泊まり先が決まらなくていたんだけど。何となく彼女のうちには西の方角から行くべきだと直感が働いて、雲仙に決まったわけだ。それもうまいことに雲仙観光ホテルと言う70年の歴史があるホテルに空きがあった。

ところで、父は自衛隊にいた時期があって、41年ぶりに会うという元同僚は有家町のほうで島原のそーめんを売っている。彼は大きな足で昔から目立っていた。年老いてもその大きな体格の風格は変わらないらしい。台風のようにやってきて、さしみの盛り合わせと焼酎をふるまってくれた。かわはぎの刺身と肝は初めて食べたのだけど、とてもおいしかった。魚介類については、父のふるさとの富山同様、恵まれた地だと思った。明日の朝、寸志と名前入りのそーめんを持ってきてくれるという。まあ、断っても失礼な話なので、お願いすることにした。

雲仙観光ホテルは、東京の有名なホテルよりも当然のようにフルサービスが行われ、田舎のホテルだとは感じなかった。フォーシーズンズもウェステンもホテル入り口の車寄せに乗りつけたとしてもドアマンが荷物を持ってくれるだけで、車の移動はしなかったから。ちなみにノーと言わないフォーシーズンズは1000円を払えば駐車場に持っていってくれる。それに、ここは泉質がよかった。強い酸性で硫黄の成分が入っている。鼻の脂の塊がポロって取れたのは驚いたけれど。

明日彼女の自宅によって、いっしょに近くのホテルでランチを取ることになっている。父親はなんてことはないが、母親はいろいろと今後のことやら要らぬ老婆心であれやこれやと話している。もう、雲仙は秋の気配を感じさせる虫の音が聞こえていたけれど、夜半過ぎ、台風の影響で雨が降りだした。

次の日の朝、バイキングの朝食はおかゆと軽い食べ物だけにした。なにぶん、8000円のフルコース+さしみの盛り合わせは食べすぎだった。それにしてもこの高い夕食台を抜いてしまえば安宿並みのパフォーマンスとは驚きだ。だからといって、女性従業員がチロル地方の衣装だったということが気に入ったというわけじゃないんだよ。(笑)

by knazy | 2005-08-28 19:52  

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