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死は運命

友人が意識不明になった。昨年10月末より、癌の手術で入院。まだ40代の若さで命が燃え尽きようとしている。

5/9に見た夢にその友人が現れた。すでにそのときには意識不明の状態だったらしい。意識とたましいは別物かも知れないが、夢に現れたのを見て、それ以来不安を感じていた。虫の知らせと言うものはあるというが。。。

もし、意識が回復したとしても、もはや肉体は崩壊寸前なのかも知れない。癌と言うのはやっかいな病だと思う。初期の段階では、かなり助かる率も高いと言う。友人の場合はどうだろうか?いくつか疑問がある。ひょっとすると病院に行かなかった方が今も元気だったかも知れない。ひとの命は分からないものだ。癌が見つかって、入院、即手術、転移を発見し、二度目の手術をしようかという話だったが、化学療法に切り替えた。

あれだけ、病院に入院する以前は元気だったわけだし、本人も一月も入院すれば退院できると信じていた。手術後に見舞いに行ったときも、やつれはしていたものの精神的には元気だった。ただ、嫌な直観はあった。セカンドオピニオンの話もした。どうも病院とか医者が信頼できない時代と言うこともある。助かる命も、運命次第ではどうにでも変わるかも知れない。

誰もが、死に行く運命であるのだが、病院の方針や、医者の考え方で、病状が正確に伝えられないこともあるだろう。友人は無念ではなかったか。自分の意志で選択できる人は幸せだと思う。

by knazy | 2004-05-19 10:18 | ココロのカタチ  

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