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過去との決別をするためには?

「ただひとつの山に登る」ことと「すべての山に登れ」というのではずいぶんな
違いだ。

「すべての山に登れ」というのではミュージカル「サウンドオブミュージック」の
中の有名な曲だ。
マリアに対して,修道院長が「自分の人生を見つけなさい」と力強く励ます曲。
フィナーレの合唱で「夢を見つけるまですべての山に登れ...」と励ましている。

一方、自身の夢の自己実現でもいいのだけど、一旦夢が決まっているのなら、
その夢の先鋒がたとえば、富士山だとすれば、6合目まで登ってみたら、実は
富士山じゃなかった!?
ということでは、夢は実現しないだろう。

人の可能性というのは、どこに目標を置くかによると思うが、徐々に先細りとなる。
>字型の広い部分が現在の可能性であれば、左記の細い部分が未来である。
未来に向かって、着実にステップしているなら、先の到達点に向かっての、ポイ
ントが、自分の目指すべきものだ。

それが、まあ、世の中の実際というか、現実はそう語れるものではなく、個々の
思いによっては様々だと思った。やり直しが出来ると思えば出来るし、出来ない
と思えば出来ないものだから。

自分は富士山が良いのか?筑波山が良いのか?人生の中においても価値観
は揺れるだろう。いざ、登ってみたとしても次に高い山も聳えているかもしれない。
隣の芝生が青く見えるように自分の登った山では納得が行かないかもしれない。

今回のマンションのリノベーションについては40万の損害で、やり直しを決めた。
1000万かけて、その40万の損害がどのようなものだったかは出来てからの楽
しみだ。

参考
すべての山に登れ
http://oekfan.web.infoseek.co.jp/note/rogers/sound_of_music.htm

「ゼロベース思考」で過去と一度決別する
中途半端な成功体験から「その先」は生まれない
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20080228/148404/

by knazy | 2008-03-17 12:51  

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