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Fedora

Fedoraといえば、小学生のときにオーストラリアから転向してきたフェドラを思い出す。

髪の毛がうねっていて、金色だったし、まったくの外国人。でも、そういえば、日本語のやりとりには不自由していなかったような気がする。たまたま、隣の席だったのでよく覚えているけど。。

むこうの学校から、フェドラのために描いた絵がすごくカルチャーショックで、何しろ髪の毛の部分が、葉っぱがたくさんと重なっているような表現で、日本人とはまるで違う。ものの見方や、考えの違い、多くのことを学んだように思う。

ところで、MacBookのVMwareを使って、簡単にFedora8はインストールもできた。Eclipseも問題なく動くし、とりあえず、Macを使って試験を始めることができて何よりだった。

さて、会社のVersaProへのDebianLinuxは潰してしまいFedora8をさっそくインストールしたがテキストモードでしか動かない。グラフィックなデスクトップが出てくるような気配はまったくなく、途方にくれる状態だ。しかし、かつてNEXTSTEPをAT互換機に何度もインストールした経験から、なんとなく原因は分かる。VersaProに使用されているビデオドライバをなんとか入手し、インストールしなければならないのだ。

ネットをうろうろとしてみると同じ悩みを持っている人はずいぶん昔からいることが分かった。xorg.confを書き換えてなんとか動くことは分かったが、肝心のATI社のビデオドライバRADION X1250については、はっきりしたことが分からない。どうも、Livnaというところで、ATIのドライバを改造して提供していることが分かった。

しかし、ドライバを見つけてインストールするのも困難だ。Fedoraのyumという機能を使ってRPMによるソフトウェアアップデートをかけるのが簡単だということが分かったが、yumを使ってもLivnaをこのyumにリポジトリ登録するのがよく分からなかった。まさしく試行錯誤をして、繰り返すうちに勝手に登録されていて、Livnaからビデオドライバも入手はできた。

それでも、xorg.confをあれこれ書き換えても、画面はブラックアウトするだけで何もできる状況には進展しないのだ。そんなとき、たったひとつだけ、ネットでヒントを見つけた。
タッチパッド用モジュールの”Synaptics"をコメントアウトして動作した人がいた。しかし、このひとはこのモジュールがエラーだったという。こちらはエラーではなくOKと出ているから、これをコメントアウトしてもとは思いながらも試しにやってみたら、うまくいった。

世の中分からないものである。

by knazy | 2008-05-05 20:54  

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