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実況検分三回目

たいした事故だと思ってもみなかったし、三回も実況検分をやることになるなんて例外中の例外だ。

保険会社はあくまで加害者のためにあるようだし、相手の保険会社は同じだから、こちらは別に弁護士を立てる必要がある。

被害を受けることが、これほどまでに不利益なことだとは思わなかった。警察も保険会社も事故調査会社もまったく想定していないことのようだ。

今週の火曜日は朝から大雨だったが警察署に着いたときは小降りになっていた。担当の二人の警察官はしばらくビカソのぶつかったところをメジャーで測りながら写真を撮っていた。二回目の実況検分の後、保険会社から派遣為れた事故調査員が行った方法と同じことで、こちらとしては特に新しい事実がでてくることもなかったので退屈な時間だった。

その後、現場でアスファルトにチョークで印をつけながらの検分で、二人の警察官が互いに走行車や信号待ちの車に気を付けながら測っている。下手をするとひかれかねないので、大変な仕事だ。それがあらかた終わると歩道橋の上から、ビデオを撮って確認するという。実際に同じ場所を当時の状況に近い形で再現するためだ。

それも終わって警察署に戻り、供述調書を書く、こちらは朝早く起きて午後になるだけの時間もたち朦朧だ。さらに朝御飯を食べてない。

それでも親切に対応している警察官に対し、こちらも頑張る他はない。

大変な一日だった。

by knazy | 2008-05-25 16:45  

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