誰も知らない小さな国
2004年 09月 04日
小学3年生の時に、この本を読んでしまったことがすべての始まりだった。
大学生になって、偶然、この本の舞台を知ることになった。案針塚がその舞台だった。なんどか、案針塚を訪れ、歩き回った。
そうなる前に、実はアルバイトの出張先で金沢文庫に行ったことがある。以来、自分の故郷に似た、この地域は歩き回っていた。今のようなマンションなどないような住宅地だった。住宅地の坂を上りきると海の見える公園があった。このときはそういう公園名ではなかったと思うが。2CVで行ったこともあった。新しくて懐かしいところ。野島公園からは、海苔づくりのために海面に突き立てられたいくつもの竹が情緒的だった。今は記憶の中だけにある風景だ。
そうした後に案針塚に訪れ、山を彷徨い、知らない道に出ることもあった。
by knazy | 2004-09-04 20:09 | 動機